Claude Codeを使ってみよう!
こんにちは、ECF Tech担当
Michiharu.Tです。
今回の記事では、Claude Codeを使ってみたレポートの第3弾として、スキルにスポットをあてて取り上げます。どんな時にスキルが役にたつのか。
など、試してみて見えてきた点についてお伝えできればと思います。
スキルとは
前回(第2弾)の基本用語紹介の中でも少し触れましたが、改めてご紹介いたします。スキルは、特定の作業手順や知識をSKILL.mdというファイルにあらかじめまとめておいたものです。スキルが利用されるきっかけとしては、次の2つがあります。
- Claudeが必要と判断した時
- 利用者がプロンプトから、
/スキル名で明確に指示を出した時
スキルの作り方
始めにスキルの作り方を紹介します。スキルの作成は、決められたフォルダにSKILL.mdを1つ置くだけで作成できます。試しに、私がブログ記事を書くための手順をスキルとして切り出してみます。SKILL.mdの内容は次のようになります。
--- description: ブログ記事を執筆する。 --- # 記事の作成方法 - マークダウンで記述します。 - 1記事につき、フォルダを1つ作成します。フォルダ名は「YYYY-MM-DD_記事名」です。 - 作成したフォルダ内に、imagesフォルダと「本文.md」という名前のファイルを作成してください。 - 本文.md内に記事を作成します。 - 記事名は作成時に確認してください。 - 対象読者層は、作成時に確認してください。 - 記事の作成時は、執筆傾向.mdを確認してください。
SKILL.md内の記述はマークダウン形式で記述できます。書き方としてはまず始めに、次のような形でスキルの説明を記述します。
--- description: スキルの説明 ---
この部分は、フロントマターと呼ばれています。この部分はClaudeが、スキルを使うべきかを判断する材料として用いられます。これ以降は、マークダウンで自由に書いていくことができます。
スキルの使いどころ
では、スキルはどういった時に使えば良いのでしょうか。Claudeの公式ドキュメント(日本語版)では、次のように示されています。
同じプレイブック、チェックリスト、または複数ステップの手順をチャットに何度も貼り付けるときや、CLAUDE.md のセクションが事実ではなく手順に成長したときにスキルを作成します。
今回のブログ執筆に関して言えば、SKILL.mdの例に示した「# 記事の作成方法」を何度も入力していました。毎回同じ手順をプロンプトに入力するのは手間な上、毎回指示が微妙に異なったりします。指示をテキストファイルなどに保存しておく手もありますが、これまた管理の手間が出てきます。
というわけでスキルの出番となりました。1度作成してしまえば、/スキル名をプロンプトに入力するだけで実行できるため、指示がとても楽になります。
スキル作成のポイント
今回のスキル作成について、私なりのポイントをいくつかご紹介します。今回のスキル作成にあたって作成した部分は以下のみです。
# 記事の作成方法 - マークダウンで記述します。 - 1記事につき、フォルダを1つ作成します。フォルダ名は「YYYY-MM-DD_記事名」です。 - 作成したフォルダ内に、imagesフォルダと「本文.md」という名前のファイルを作成してください。 - 本文.md内に記事を作成します。 - 記事名は作成時に確認してください。 - 対象読者層は、作成時に確認してください。 - 記事の作成時は、執筆傾向.mdを確認してください。
ポイントは下記の部分です。
確認してください。や尋ねてください。という指示を出しておくと、作業に入る際に事前にチャットで聞いてきてくれます。対話での確認を前提で進めたい時に利用できます。執筆傾向.mdという資料が登場しています。別資料があれば必要に応じて読み込ませておく指示をすることで、出したいアウトプットの質が変わります。執筆傾向.mdの作成についても、過去のブログ記事をClaudeに読ませて作ってもらいました。10記事ぐらいを目安に読み込ませるとなかなかにポイントをとらえた傾向を示してくれます。
スキルの保存場所
SKILL.mdを保存する場所は次の2か所です。それぞれ次のように使い分けます。
| 保存場所 | パス | 使える範囲 |
|---|---|---|
| 個人用 | ~/.claude/skills/<スキル名>/SKILL.md |
すべてのプロジェクトで利用可能 |
| プロジェクト用 | .claude/skills/<スキル名>/SKILL.md |
そのプロジェクト内でのみ利用可能 |
~はユーザーのホームフォルダ(ディレクトリ)を表しています。
今回のスキルは、ブログ執筆用のプロジェクトだけで使用したかったので、プロジェクトフォルダ直下に、プロジェクトフォルダ/.claude/skills/write-article/SKILL.mdとしました。
この場合、スキル名はwrite-articleとなります。
スキルの呼び出し方
ここまで何度か出てきましたが、改めて作成したスキルの呼び出し方を整理します。基本は次の2パターンです。
- Claudeが自動で使う:会話の内容が
descriptionに合致すると判断すると、Claudeが自動的にスキルを読み込みます。 - 自分で明示的に呼び出す:
/write-articleのように、/+スキル名で呼び出すこともできます。
私は2番目の方法で、意図的に呼び出す方が多いです。
おわりに
本日はここまでとさせて頂きます。最後までお読みいただきありがとうございました。スキル作成は1回作ったら終わりではありません。重要なのは、使いながらスキルを徐々に自分に合うように修正し、育てていくことです。私も引き続き試行錯誤しながら、本記事にスキル作成の知見をまとめていけたらと思っています。ぜひ、今後ともご参考にご覧ください。

