こんにちは、ECF Techブログ
担当 Michiharu.Tです。
久しぶりのScratchネタをご紹介します。今回はなわとびゲームを作りたいと思います。比較的簡単に作れて楽しめると思います。ぜひ、試してみてください。
まずは遊んでみましょう。下のリンクからScratchの共有ページに移動します。
あそび方
- スタートボタン(みどりの旗)をクリックします。
- なわが黄色の時は、なわが一番下に来ていますので、スペースキーでジャンプします。
- タイミングをあわせてひたすら飛びましょう。
つくり方
スプライトの準備
ロープをもつ役割の人は適当に配置します。
1人は向きを反対にする必要があるため、向きの設定を下のようにしておきます。
ロープのスプライトはペイント機能を使って書いていきます。ロープの回転をアニメーションで表現するために、下のような4枚のコスチュームを用意しておきます。
ロープの色は何でも構いませんが、下にくるロープの色だけを変えておくのがポイントです。
ジャンプするキャラクターは下に来ているロープと重なるように配置しておきます。
プログラム
ではプログラムを見ていきましょう。まずはロープのプログラムです。
ロープのプログラム
- ロープは次々とコスチュームを切り替えるプログラムになっています。
- コスチュームの番号が1(ロープが下に来ている)時にとんだ数を1増やしています。
- 変数とんだ数はあらかじめ用意しておきます。
- メッセージ1は、のちほど使います。
ジャンプするキャラクターのプログラム
次にジャンプするキャラクターのプログラムを見ていきましょう。
- スペースキーが押されたときに、Y座標を一定時間移動させることでジャンプを実現しています。0.5秒空中にとどまります。
- 色に触れたのブロックで色を選ぶときは、下に来ているロープの色を次のようにして選びます。
次にステージ上で色を選択します。
- 色に触れると、ロープに当たったと判断し、とんだ数が0になります。
ロープを回すキャラクターのプログラム
最後にロープを回すキャラクターのプログラムです。どちらか一方のキャラクターに、数える役割を与えます。
- ロープのプログラムの時に設定したメッセージ1を受け取ったタイミングで、とんだ数を言うだけです。
これでプログラムが完成です。スタートボタン(みどりの旗)をクリックして遊んでみましょう。
アレンジ
ロープの回転の早さや、ジャンプしている時間などを変化させることで、難易度が変わります。色々試してバランスを考えてみてください。
ロープの回転の速さ
ジャンプしている長さ
他にも、ジャンプしているときに表情を変えたりなど色々コスチュームを変化させて楽しむこともできます。ぜひ、なわとびゲームを盛り上げてください。
おわりに
今回はここまでとさせていただきます。最後までご覧くださりありがとうございました。ここまで作ってみてふと思いましたが、マイクロビットの拡張機能を使って、本当のジャンプと連動させることもできそうです。ぜひ、色々アレンジして楽しんでみてください。
合同会社イー・シー・エフでは、子ども向けプログラミングなどの教育講座を実施しています。プログラミング教室の案内や教育教材の情報、また関連するご相談・問い合わせにつきましては下記よりご確認ください。