MakeCode for micro:bit の新バージョンレポート

IoT

こんにちは、ECF Tech 担当の Michiです。

2018年10月26日にマイクロビットのプログラムを書くための公式エディタ、MakeCode for micro:bitが新バージョンがリリースになりましたので、こちらの公式ブログのリリース情報を元に、個人的に嬉しい新UIや新機能の特徴をご紹介したいと思います。

(1)豊富なサンプルプログラム

まずサイトを開いて目に入るのは、豊富なサンプルプログラムです。マイクロビットの多様性に富んだ使い方を物語っています。

(2)「もし~なら」ブロックの条件追加

「もし~なら」ブロックの条件追加が簡単になりました。これまでは、下のように「else if」や「else」といったブロックを小さいウィンドウで追加する様式でした。

新バージョンでは、「+」ボタンや「-」ボタンを押すだけで追加削除ができます。

お子様向けのレクチャーの時などはなかなかの難関ポイントでしたので、うれしい限りです。

(3)楽曲選択

こちらも個人的に地味に嬉しいUIの変化です。前バージョンはブロックの位置によっては、曲がうまく選べないなどの状況もあったので、感謝。

(4)変数作成のプロセス

変数は1から作る。というスタンスになっています。本来のプログラミング言語の考え方という観点からも、いいのではと思いました。

(5)加速度系の入力ブロックのわかりやすさ向上

こちらもわかりやすいUIになりました。お子様向けにはとてもわかりやすくて良いですね。

(6)小数点に対応

そして公式動画でも大きな特徴として紹介されていたのが、小数点計算への対応です。下のようなブロックを実行すると、

このように表示されます。

教育やIoTの観点からも素晴らしい機能と言えそうです。

というわけで、今回はMakeCode for micro:bitの新バージョンをいち早くレポートしてみました。これからもっとマイクロビットによるプログラミングや工作が盛り上がりそうですね。それでは、今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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